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コロナ禍でブーム再燃、「2輪業界」5つのトレンド 今の流行は?東京モーターサイクルショー総括

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スーパーチャージャー付きとなる、ニンジャH2 SX SEのエンジン(筆者撮影)

2018年に登場したニンジャH2 SXは、独自のスーパーチャージャー付き998cc・並列4気筒エンジン(スーパーチャージドエンジン)を搭載し、最大出力200ps(ラムエア加圧時210ps)もの大パワーを発揮しながらも、ロングツーリングのための快適性も追求したバイクだ。今回発表されたのは、そのモデルチェンジ版で、大きなトピックスは、新たに先進運転支援システムのボッシュ社製「ARAS(アドバンスト・ライダー・アシスタンス・システム)」を採用したことだ。

電子制御サスペンション「KECS」(筆者撮影)

このシステムは、車体の前後に搭載されたレーダーセンサーが周囲を検知し、主に3つの運転支援を行う。高速道路などでライダーが設定した速度を維持しつつ、前走車との適切な車間距離を自動で保つ「ACC(アダプティブ・クルーズコントロール)」、先行車と衝突する危険性がある場合にメーター内の赤色LEDランプが点滅してライダーに警告する「FCW(フォワードコリジョンワーニング/前方衝突警告)」、後方のレーダーセンサーが周囲を監視してライダーの死角に接近する車両の存在を検知し警告する「BSD(ブラインドスポットディティクション/死角検知)」だ。これらにより、長距離走行時などでライダーの疲労軽減や安全性の向上などに貢献する。価格(税込み)は、スタンダード仕様が265万1000円、電子制御サスペンション「KECS」を搭載する上級グレードが297万円だ。

安全&快適機能満載のスズキ「GSX-S1000GT」

スズキの新型スポーツツアラー「GSX-S1000GT」(筆者撮影)

一方、スズキでは、2021年に欧州などで先行発売し、2022年2月に国内導入した1000ccの新型スポーツツアラー「GSX-S1000GT」を展示した。このモデルは、スズキが誇るスーパースポーツ、2005年式「GSX-R1000」用の998cc・水冷4サイクル4気筒エンジンを搭載し、ツーリング性能を高めた仕様だ。

GSX-S1000GTのエンジン(筆者撮影)

もともとは、ワインディングやサーキットで威力を発揮するパワフルなエンジンを、低速域からでも使いやすいスムーズなトルク特性に変更。軽量で剛性感のあるダイヤモンドタイプのフレームに搭載するなどで、市街地での扱いやすさと、ワインディングや高速道路などでの高い操縦安定性を両立している。

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【普段の足、さらにツーリングも楽しめる原付二種】

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