コロナ禍でブーム再燃、「2輪業界」5つのトレンド 今の流行は?東京モーターサイクルショー総括

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インペリアーレ400のエンジン(筆者撮影)
インペリアーレ400のエンジン(筆者撮影)

従来、中国製品は、バイクだけでなく、家電などでも日本ではあまりいいイメージがなかった。ところが最近は、例えば、ポータブル電源など、商品力が上がり市場に支持されてきた製品も多い。近年、人気が高いビンテージ風スタイルとイタリア老舗ブランドのイメージ、それに中国の技術力が組み合わされた新型インペリアーレ400に対し、市場がどのような反応を示すのかが注目されるところだ。

再燃するバイクブーム、今後の行方は?

2022年には、東京モーターサイクルショーのほかに、「第38回 大阪モーターサイクルショー2022(3月19~21日・インテックス大阪)」や、「第1回 名古屋モーターサイクルショー(4月8~10日・Aichi Sky Expo)」も開催された。総入場者数は大阪で3万3781名、名古屋は3万6188名で、12万人以上を集めた東京のショーがいかに多くのバイクファンに注目されていたかがよくわかる。それだけに、「バイク業界の今」が如実に表れていたといえるだろう。

当記事では、とくに最近のトレンドに沿った形で、新型車を中心に紹介したが、これらは広い裾野を持つバイクの世界では、ほんの一面に過ぎない。ロングセラーの定番モデルはもちろん、ヘルメットやアパレル、アフターパーツなどの用品類など、まだまだ注目すべき製品は多岐にわたる。機会があれば、それらについても、できるだけ紹介してみたいと思う。

平塚 直樹 ライター&エディター

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ひらつか なおき / Naoki Hiratsuka

1965年、福岡県生まれ。福岡大学法学部卒業。自動車系出版社3社を渡り歩き、バイク、自動車、バス釣りなどの専門雑誌やウェブメディアの編集者を経てフリーランスに。生粋の文系ながら、近年は自動運転や自動車部品、ITなど、テクノロジー分野の取材・執筆にも挑戦。ほかにも、キャンピングカーや福祉車両など、4輪・2輪の幅広い分野の記事を手掛ける。知らない事も「聞けば分かる」の精神で、一般人目線の「分かりやすい文章」を信条に日々奮闘中。バイクと猫好き。

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