2輪車の魅力が今だからこそ見直されている理由 3年ぶりモーターサイクルショーで見た最新事情

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ハーレーダビッドソンの新型モデル(筆者撮影)
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2輪車(オートバイ)の販売が好調だ。全国軽自動車協会連合会では軽2輪車(道路運送車両法上、排気量が125ccを超え250cc以下のもの)と、小型2輪車(同、排気量が250ccを超えるもの)新車販売台数について統計を発表している。

それによると2021年は軽2輪車が7万8911台、小型2輪車が8万3571台なので計16万2482台の新車が販売された。

上記2種と統計方法が異なり日本自動車工業会公表の出荷ベースになるが、同期間の原付第一種(同、排気量が50cc以下のもの)は12万7736台、原付第二種(同、排気量が50ccを超え125cc以下のもの)は12万5674台。よって、原付1種/2種を合わせると25万3410台。つまり、ここに並べた数字の合計41万5892台の2輪車が2021年に販売/出荷された。

2輪車はコロナ禍で販売を伸ばす

対する同年の四輪登録車は279万5818台、四輪軽自動車販売台数165万2470台なので、合計444万8288台(日本自動車販売協会連合会)。ざっくり2輪車は、4輪車の販売台数と比べて10倍ぐらい差がある。

その2輪車はどれほど好調なのか。2019年からの伸び率を見てみよう。

軽2輪車の2020年は前年の+27.5%、2021年は同+6.1%。2022年は3月までの累計で+17.4%。小型2輪車の2020年は前年の+1.4%、2021年は同+24.0%。2022年は3月までの累計で+46.1%だ。このほか原付第一種/第二種も同期間で出荷台数を伸ばした。

筆者は1988年から2輪車に乗り始めた。実家にあった原付第2種のスクーターから軽2輪車、小型2輪車へとステップアップして現在に至る。

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