「話し上手」「作文が得意」な子が育つママの口癖 好奇心を伸ばし信頼関係も築ける毎日の習慣

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子どもの話があまり上手ではないときに、その話し方にイライラして、「何が言いたいの?」「まとめて言ってくれる?」「同じことばかり話していて、よくわからない」などと言うのもNGです。「話したいことを頭の中できちんと整理して、まとめて話す」のは、大人でも結構難しいですよね。だから、まだ幼い子どもにそのような高度なことは要求しないでください。

子どもから話しかけてくるときは、子どもが主役です。子どもの話したい気持ちがしぼむような言葉は絶対に言わないこと、子どもの話を遮って自分の話をしないことが大切です。なかには、ただ、お母さんと話をしたいだけということもあります。子どもはお母さんが大好きですから、話しかけてきたときにはいつも笑顔で応じてあげましょう。国語のテストじゃないんですから、内容なんてどうでもいいんですよ。

相づちと大げさなリアクションで子どもは喜ぶ

そう言われても、どうやったら子どもの話をうまく聞けるのかわからないというお母さんに、簡単なアドバイスをしましょう。

子どもが話しはじめたら、笑顔で相づちを打ちながら聞いてあげてください。忙しいときには、家事をしながら話を聞いても大丈夫。相づちを打てば、子どもは「ちゃんと自分の話を聞いてくれている」と安心します。「へえー。それはすごいね」「そんなことがあったの。それはうれしかったね」「その後、どうなったの」など、子どもの気持ちに寄り添いながら、話しやすくなるような相づちを打ってあげると、子どもは楽しそうに話してくれます。

じっくりと話を聞いてあげられるときには、相づちだけではなく、大げさなリアクションもしてあげるといいですね。女優さんになったつもりで、大げさに驚いてみせたり、大げさに褒めてあげたり、お腹を抱えて大笑いしたりするといいでしょう。お母さんの反応が薄いと子どものテンションも下がってしまいますが、予想以上の反応があるとうれしくて、どんどん話してくれます。あまり面白くないと感じた話でも、子どもが喜ぶような演技をしましょう。子どもが気持ちよく話せるよう、心がけることが大切です。

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