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大幅なコスト上昇に各社悲鳴 食品・飲料

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原材料や包装・容器代などのコストが大幅に上昇している

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食品の値上げラッシュが始まった。キユーピーはマヨネーズやドレッシング類など主要製品を2022年3月出荷分から値上げする。同社は21年7月、8年ぶりにマヨネーズの値上げに踏み切ったばかり。代表的な「キユーピーマヨネーズ・450g」の参考小売価格を例に取ると、2度の値上げで22年3月から436円(税込み)となり、21年7月以前より約60円高くなる。

値上げの理由は食用油の高騰だ。大豆や菜種の主要産地での異常気象、急速な需要増が背景にある。キユーピーでは菜種油と大豆油の平均価格を指標としている。同価格は7月の値上げ時で1キログラム当たり232円。それが21年7~9月には351円にまで跳ね上がった。キユーピーによると、「この社内指標価格が300円を超えたことは過去になかった」。

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