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出口戦略を求める経済界 ドイツ|コロナ禍でも欧州の優等生

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検査の徹底と事前準備のよさで死亡率を抑えたドイツだが、経済再建はやはり難題だ。

市民の生命を守りつつ、自国と欧州の景気後退への対応にも迫られる、ドイツのメルケル首相(代表撮影/ロイター/アフロ)

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欧州で新型コロナウイルスの感染者数の増加が止まらない。メルケル独首相はこのパンデミックを、「第2次世界大戦以来、最大の試練」と呼ぶ。日一日と経済損失が増え、ドイツでも産業界からはロックダウン(都市封鎖)解除への道筋を示すよう要求が強まる。生命保護と経済維持のジレンマは強まるばかりだ。

ドイツの感染者数は約14万人と、欧州で3番目に多い。だが死亡率(感染者数に対する死者数の比率)は4月19日時点で3.2%で、10~13%台であるフランス、イタリア、スペインなどと比べると大幅に低い。

ドイツの死亡率が他国よりも低い理由は何か。ベルリン・シャリテ病院ウイルス学部のクリスティアン・ドロステン教授によると、最大の理由は、PCR検査数が他国に比べて圧倒的に多いことだ。

英オックスフォード大学が運営する統計ウェブサイト「データで見るわれわれの世界(OWID)」を使い、4月19日の時点で各国の保健当局が公表している最新の数字を比較すると、ドイツのPCR検査の累積数は173万件。イタリアの131万件、英国の36万件、フランスの46万件を大幅に上回る。人口1000人当たりの検査数は、ドイツが20.94件なのに対し、フランスは7.06件にとどまる。

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