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ライフ #コロナ医療崩壊

血液、尿・便を使って感染実態を解明 ベンチャーの新技術は切り札となるか

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Jana Careの検査キット「Aina」とそのアプリ。従来の仕様を一部変更して提供している

いったいどれだけの人が、新型コロナウイルスに感染しているのか。その実態解明に向けて、新しい技術で挑む米ボストン発のベンチャーが存在感を示している。

現在主流となっているPCR検査では、のどや鼻から採取した検体を使い新型コロナに特有の遺伝子を増幅させ、その有無を調べる。ただ検査機関や技師の数が足りないなどの問題がある。

そうした中、血液を使った抗体検査を行うキット(機器)を開発・提供するのが、スマートフォン上で診断プラットフォームを提供するジャナケアだ。ハーバード・ビジネススクール(HBS)出身のインド人がCEOに就き、マサチューセッツ工科大学(MIT)の卒業生らと2011年に設立した。従来は糖尿病や心不全、慢性腎臓病の患者を対象とした機器やアプリを提供していたが、今年の2月下旬から、新型コロナ向け機器の開発にも乗り出した。

同社の抗体検査は、PCRだと数時間かかる結果が約8分でわかる。「出回っている粗悪な中国製より精度が高い」(HBS出身でビジネス開発責任者の松岡俊祐氏)点も売りで、すでにボストン市内の病院2カ所で臨床試験(治験)が始まっている。同業ではノースカロライナ州に拠点を置くセレックスが唯一、米食品医薬品局(FDA)の承認を受けているが、こちらはまだ治験を行っていない。

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