東証プライム市場に上場する保険代理店アドバンスクリエイト(以下、アドクリ)の不正会計問題をめぐって、同社と取引のある主要な保険会社28社に事実関係などを尋ねる質問状を東洋経済が送ったところ、10社以上が不正隠蔽に加担した疑いがあることがわかった。
回答の内容を分析すると、隠蔽に積極的に加担したり、意図せず隠蔽を手助けする結果になってしまったりなど関与の度合いには濃淡がありそうだ。いずれにしても、多くの保険会社で内部管理体制の欠陥が浮き彫りになっている。
アドクリ側と口裏合わせをしていた8社
そもそもアドクリが設置した第三者委員会による調査報告書では、16社の保険会社が登場する。そのうちSBI生命保険やライフネット生命保険、アフラック生命保険など8社は、監査法人から来た照会に対して、アドクリ側と回答の「台本」をやり取りするなどして、口裏合わせをしていた経緯が報告書の中で詳細に綴られている。
8社のうち、SBIとアフラック、なないろ生命保険以外の5社は、東洋経済の質問状に対して口裏合わせがあったことを認めている。SBIとアフラックの見解は、前回までの記事(『【独自】アドバンスクリエイト不正会計問題、保険会社も加担した衝撃の実態!自ら「口裏合わせ」を求めたSBI生命』と『アドクリ筆頭株主のライフネット生命は元取締役が不正会計に関与の疑い、アフラックは「担当者の勘違い」と苦しい釈明』)で紹介したとおりだ。
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