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Netflixアニメ「超かぐや姫!」が映画館でもヒットした舞台裏…ツインエンジンが偶然見つけた"勝利の方程式"

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早見さん、夏吉さん、山下監督の集合写真
左から早見さん、夏吉さん、山下監督(編集部撮影)

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今夏、東京・立川の映画館。あるスクリーンの全382席が満員となり、熱気に包まれていた。

ここで開かれたのは、ネットフリックスのオリジナルアニメ映画「超かぐや姫!」のイベント。メインキャラクターの声優を務めた夏吉ゆうこさんと早見沙織さん、そして山下清悟監督のトークを聴くため、多くのファンが駆けつけた。

「SNS上の反応ではなくて、実際に生身の人たちが劇場に駆けつけてくださっているのを目の当たりにして。『本当にはやっているのか』と衝撃があった」。山下監督は感慨深げに振り返った。

今年1月に配信が始まった「超かぐや姫!」。昔話「かぐや姫(竹取物語)」から着想を得た内容で、仮想世界やバーチャルユーチューバー、ボーカロイドなど、いわゆるネット文化の要素が数多く含まれる。女子高生・酒寄彩葉(さかよりいろは)と月から来た少女・かぐや、仮想世界の配信者・月見ヤチヨを中心に物語が展開する。

配信が始まるやいなや、たちまち注目度は急上昇。ネットフリックスの2026年上半期アニメ映画ランキングで1位(770万ビュー)を記録した。

映画館でも“異例の大ヒット”

注目すべきが、同作が配信にとどまらず、劇場公開の映画作品としてもヒットを記録した点だ。

2月の劇場公開時にはチケットの争奪戦が起き、観客動員は累計134万人、興行収入27億円を達成。長編オリジナルアニメ映画として、スタジオジブリやディズニーといった集客力の高いブランドを除けば、国内では異例の大ヒットと評価されている。一度は劇場公開を終えたが、反響を受け9月18日から復活上映が始まっている。

「超かぐや姫!」復活上映メインビジュアル(画像:ツインエンジン)

実は同作は、配信に特化した作品として制作されたという。製作を担ったアニメ会社・ツインエンジンの長坂健司・企画プロデューサーは取材に対し、「当初は単発のイベント上映を考えていた」と明かす。

配信向け作品にもかかわらず、なぜ劇場でもヒットを飛ばすことができたのか。背景にあるのは、過去の教訓から偶然生まれた“勝利の方程式”だ

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