番組内では、「正月三が日の過ごし方」というお題で、夫と妻が、まずは優先順位の高い順に5つの「やりたいこと」をそれぞれ書き出しました。
この結果を見て、たとえば、
といったように、相手の「べき論」を否定せず、民主的な擦り合わせができるのです。
これを親子間でも実践してみましょう。たとえば、このような結果が出たとします。
先程の夫婦間よりも技術的解決が難しそうですが、それでも糸口はありそうです。
少なくとも、「怒ればなんとかなる」「怒鳴ったほうが相手に響く」というメンタリティで、親が反射的に、かつオートマチック思考で声を荒げてしまっていたときよりは、親子共々平和的な話し合いができそうです。
そして、親も子も、自分だけのわがままを押し通そうと依怙地になっていたり、また「負けたくない」とつまらない意地を張っていたことに気づく機会になるかもしれません。「べき論」は、己の信念なので、持ってかまわないし、持ったほうがよいのだけれど、その伝え方を誤らないことと、親子とはいえ、相手の「べき論」を受け容れる度量を大きくすることが、良好なコミュケーションの構築に寄与することでしょう。
これ以外にも、前連載である『フェデラー選手も学んだアンガーマネジメント』の第4回『無用なケンカを回避するこんな方法』も参考にしてみてください。アンガーマネジメントに興味を持たれたかたは、拙著『パワハラ防止のためのアンガーマネジメント入門』(東洋経済新報社)をご高覧ください。
