クリスマス「べき論争」での破局、どう避ける?

技術重視の「カップルダイアローグ」とは

前回はアナウンサー職の内定取り消しと、日本テレビを相手に訴訟を提起した笹崎里菜さんの行動から、「人生の選択」についてアンガーマネジメントの視点で検討しました。今回は、時節にからめ、クリスマスの過ごし方の価値観が合わないカップルを例に、意見の食い違いを「技術的」に解決していく方法について考えます。
楽しみであるはずのクリスマスですが、ケンカのタネになることもしばしば……(写真:Shebeko / Imasia)

師走も半ば、街並みは鮮やかなイルミネーションに彩られ、クリスマスムード一色です。ただ、若者たちのクリスマスの過ごし方に目を向けると、ゴージャスを競うように楽しんでいたバブル期とは価値観が大きく変わり、堅実な感覚を大事にする人たちが増えているようです。

毎日新聞が2013年、大学生を対象に「クリスマスの過ごし方」を調査したところ、「デート」という回答は少数派にとどまりました。一方で「バイト」「仲間や家族と一緒」が過半数を占め、さらに「毎年イブは授業、年明けの期末試験に向けて勉強」という傾向が強く見られました。

男女ですれ違う「クリスマス感」

ジュエリー事業を展開するAs-me エステールが今年実施した20~39歳の女性800名への意識調査でも、55%の女性が「クリスマスは家族と過ごす」と回答。また「プレゼントに期待する価格帯」として最も多かったのは5,000円~1万円未満(26.3%)。次いで1~2万円(24.2%)、5,000円未満(21.2%)です。

そうは言っても、クリスマスを豪華に楽しみたいという価値観を持つ女性も存在しています。前出の調査では「クリスマスは恋人や夫と過ごす」と答えている人も20%以上いますし、プレゼントに期待する価格帯を5万円以上と答えた女性も数%いました。

後者のような感覚がぜいたくなのかと言ったら、そうとも言いきれないでしょう。「普段は質素に生活しているのだから、クリスマスぐらいは少し奮発したい」という考えの人もいるでしょうし、「子どもの頃に楽しいクリスマスを味わえなかった」という理由で、特別な思いを持つ人もいるでしょう。

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