女子アナ内定取消訴訟に見る、「人生の選択」

闘うか、逃げるか。どうやって判断するべき?

日本テレビの女子アナ「内定取り消し」をめぐる裁判が始まりました(写真:Wellphoto / Imasia)

前回記事では、未来工業創業者の故山田昭男氏による社員との接し方を例に、「他人の怒り」との上手な付き合い方を考えました。

今回考えたいのは、「人生の選択」です。アナウンサー職の内定取り消しをめぐって日本テレビを相手に訴訟を提起した笹崎里菜さんの行動について、アンガーマネジメントの観点から検討してみます。

水商売経験を理由に内定を取消?

ことの発端は、来春日本テレビにアナウンサーとして入社する予定だった東洋英和女学院大学4年生・笹崎里菜さん(22才)が、同社にその内定を取り消されたことです。笹崎さんは、かつて銀座の小さなクラブでホステスのアルバイトをしていた経験があり、これを人事部に報告したところ、内定を取り消されたとのこと。

人事局長名で届けられた『ご連絡』という書面には、「アナウンサーには極めて高度な清廉性が求められます」「仮にこの事実が公になれば、アナウンサーとして業務付与や配置に著しい支障が生じることは明らかです」といった取消理由が書かれていたと、一部週刊誌で報じられています。

この件について、ある写真週刊誌には「研修の厳しさに嫌気が差し、日本テレビの内定を辞退した」という匿名の証言が載りました。この記事も、笹崎さんが訴訟を起こすきっかけになったということです。

「不幸は突然やってくる」といいますが、笹崎さんにとっては、「天国」から「地獄」へと叩き落されたような忸怩たる思いだったでしょう。このようなとき、人はどのような選択ができるのでしょうか。

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