リーマンショックのときは大量採用ができてよかった--牧野正幸・ワークスアプリケーションズCEO(第2回)

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リーマンショックのときは大量採用ができてよかった--牧野正幸・ワークスアプリケーションズCEO(第2回)

--御社のインターンシップは大学生に人気です。始めた経緯についてお聞かせ下さい。

特待生制度で入社した人間たちから、「新卒のときにこういう研修があれば寄り道をしないですんだのに」という声が多く集まっていたんです。そこで02年から新卒向けに、1カ月間の「問題解決能力発掘インターンシップ」を始めることにしたのです。ただの就業体験ではなく能力の見極めが目的なので、やはり何も教えません。いきなり課題を渡して質問は受け付けませんと言うと学生はみんな怒るのですが、できる人はやり始めるんですよね。

すると他の人も仕方がないからやり始め、課題を進めるうちにできる人とできない人に分かれていくんです。途中でアドバイスを入れますが、あくまで「こうしたほうがいい」ではなく「この方向は間違っている」という助言しかしません。

アーカイブをキャッチアップさせ、ミスなく応用する能力を鍛えるのが日本の学校教育です。そのような環境で育った学生にとって、このインターンシップは、クリエイテービティや問題解決能力というものを見つけることができる初めての体験といえるかもしれません。現在、インターンシップの志望者は年間で約4万人。実際に参加できるのは約1000人です。数週間での見極めはかなり難しいので、最終的に「入社パス」を出せるのは200人から300人ですね。

--「入社パス」がもらえれば、3年間はいつでも入社ができるということですが、そんなに猶予があると時間の使い方も変わってきますよね。留学や青年海外協力隊にでも行ってこようと、学生は思うのではないでしょうか。

人材会社からも「野放しにしたら学生は来なくなるので絶対に囲い込んだほうがいい」と言われましたが、結局約過半数は初年度に入ってくるんです。

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