(第41回)【インタビュー編】「顔の見える就職と採用」を掲げるパフ・釘崎社長に聞く「本当の就職活動」(2)

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(第41回)【インタビュー編】「顔の見える就職と採用」を掲げるパフ・釘崎社長に聞く「本当の就職活動」(2)

佃 光博

 前回に引き続き、「顔の見える就職と採用」を掲げるパフの釘崎社長を取り上げる。今回は具体的な就活メソッドを伝えたい。すでに2012年度就職戦線はスタートしているが、プレエントリーの受け付けを開始していない企業もあり、まだ時間はある。惑ってはいけない。迷ってもいけない。部活、サークルの仲間とともに意味のある就活を実践してもらいたい。

●等身大の自分への評価ではなく、自分のついたウソで落ちる学生

 パフは1997年12月の設立以来、事業の柱は変わっていない。「顔の見える就職と採用」というパフの理念に賛同する企業が構成員の「職サークル」があり、学生への情報発信とコミュニケーションの場としての「職学校Web」がある。そしてWebではないリアルな場面での活動の1つに参加費無料の「うまれよ塾」(1999年開始)がある。

 「うまれよ」の意味は、「ウソをつくな」「負けるな」「礼儀正しく」「世のため人のため」である。釘崎氏にコトバの意味を説明してもらおう。まず「ウソをつくな」から。

 「就活で企業に評価してもらうのは等身大の自分。ウソをついて自分を飾ってみせても、そんなウソを面接のプロに見抜かれたら100%落とされます」。
 マニュアル本に出てくるようなでっち上げの感動話は面接官に通じない。面接時間は15~30分。1日に十数名の学生に面接する。同じパターンの話が続くこと自体に嫌気が差すだろうし、「就活本のパクリ」と疑うだろう。

 しかしこういうウソで落とされた学生は、自分の掘った穴に落ちたようなものだ。等身大の自分への評価で落ちたわけではない。自分のついたウソで落ちたのだ。

●壁にぶつかっても前を向き続ければ成長する

 「負けるな」は、キャリアセンターの就職指導でも強調されている。近年の若者は「打たれ弱い」特徴がある。面接に行き着けない、面接に行き着けたとしても落ち続けるうちに、心が折れ、いつの間にか就職戦線から消えてしまう学生が多い。

 しかし負けてはいけない。「負ける」とは、前に進むことをあきらめてしまうこと。釘崎氏は「壁にぶつかっても、失敗しても、前を向いて進まなければならない」という。
 「前を向いて進むうちにいつの間にか成長し、壁を乗り越えられるようになるかもしれない。壁に開いた穴を見つけられるかもしれない。50社、100社失敗するかもしれない。しかし101社目に壁を越えられるかもしれない。もし、あきらめて前を向くのをやめてしまったら、乗り越えられたはずの101社目はない」。
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