「ネット上の人間関係が怖い人」が知るべき超本質 オードリー・タンがネット発信で大事にする事
普段、私たちがウェブサービスで何かしらの欠点を見つけた時には、相手に一定の作業時間を与えたうえで、修正してもらいたいと伝えます。
たとえばその期間が1か月だったとして、相手がその期間内に対応してくれない場合は、やむを得ずインターネット上の公開された場でその欠点を指摘します。そのウェブサービスの利用者を保護するために仕方なくそうしています。
でも相手が修正作業をしているのであれば、こちらが指定した期限に関係なく、作業が終わるのを待つことができます。そうすれば彼ら自身も「これこれこういった問題を解決しました」と自分の口で説明することができますし、そのサービスの利用者にもさらなる損失を与えずに済みますから、それが最もよい形ですよね。
ですので、こうした「ネット上での暴露」とは、まず非公開の場で相手にそうした状況がある旨を指摘し、相手が反応するまでの合理的な時間を与え、それでも先方が相手にしてくれなかった場合にのみ、申し訳ないけれどする行為なのかなと思います。
相手が「故意」と決めつけない
指摘する側も、もし相手に何らかの過失があったとしても、「相手が故意にやっている」とは思わないことです。実際、ほとんどのミスは故意でなく過失によって起こりますが、それを他人が区別するのはほとんど不可能ですよね? だからこそ、相手に時間を与えて直してもらえるよう願い出るのです。
過失で起こったミスであれば相手はきっと対応してくれるでしょう。もし指摘しても相手にしてもらえないのであれば、それは故意によるものだったのかもしれませんね。
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