同社が2月から稼働させる新しいシステムでは、約37万件の定型的な単独事故のうち、まずはレッカーやレンタカーなどの費用が発生せず、支払いが修理費のみの事故約5万件(2020年度実績)を、事前に設定したルールに基づいて自動的に抽出し、無人化対応する。
契約者からの事故の連絡や事故状況の確認、車の損傷箇所、警察への届け出の有無などは、スマホのアプリやパソコンを使って報告してもらう。ケガの状況の確認や今後の方針などのほか、支払い保険金の案内や手続きなどは無人化する。
新たなシステムのメリットは、事故対応の省力化を図れることだ。その結果、示談交渉が必要な難しい案件への対応を強化できるうえ、損保各社が近年、新たな事業領域として力を入れている自動車事故防止につながる情報提供やコンサルティングなどに一層踏み込むことができる。
保険金受け取りまでの時間を大幅に圧縮
契約者にもメリットがある。スマホだけで保険金の請求手続きが完結できるうえ、保険金の受け取りまでの時間が大幅に短縮される。
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