結果、イケメン対決はワタクシの完敗だったわけですが、地方再生に向けたディスカッションをさまざまに展開できたのは大きな成果だったと思います。
補助金一切使わず、1年目から税金を納め大成功
われわれのやっているオガールプロジェクトは、補助金を一切使わず、すべてリスクマネー(株式)と民間ファイナンスで調達をし、地代も紫波町に払い、固定資産税も払い、さらに公共物である図書館の経営をまかなった上で利益を出し、1年目から税金を納めているという目覚ましい成果になっています。
日本中でこれをやれば、補助金を一切使わずに地方に雇用を生み(オガールだけで100人の雇用を生みました)、さらに納税額も増えるというまさに夢のような話なのですが、この補助金を使わない、という点が多くの国会議員の方にはひっかかるようで、実はそこをよく無視されるのです。
しかし民間ではあたりまえのこういう話、つまり人に頼らず、身銭を切ってリスクをとって事業を進めるということこそが、ソリューションであるにもかかわらず、どうも地方では何でもとにかく補助金をもらえばそれでいい、ということがまかり通るのです。
国会議員にしてみると、それで地方の有力者が手なずけられ、票が固められるならそもそも自分の金ではないし、たやすいものであり、そこには妙な「ギブアンドテーク」といいますか、「魚心あれば水心」的な日本独特の妙な助け合いが存在する、というのが地方における現実なのです。
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