そうなのです。投資は民間で十分できるのであり、国に頼る必要はそもそもない。ホントに必要があるとするとそれは、地方創生ではなく、弱者を救う社会保障なのです。
そこを勘違いしている人が多すぎるわけですね。そしてばらまくことが地方経済活性化の対策だ、なんて勘違いしている政治家がそこらじゅうにいます。実際「アンチ自民党」で政権を取ったはずの民主党に、そういう政治家が多くいたのにはびっくりしたのですが、それが現実だったわけです。
政治家が本当にできることとは?
しかし小泉氏が言うように、政治家が本当に力を発揮できるのはばらまきではなく、まさに改革が必要な時に、それを邪魔をする古い規制をとっぱらうことであり、こればっかりは、つまり規制を撤廃することは民間にはできません。
繰り返しますが、投資は民間でいくらでもできますが、規制撤廃は政治家にしかできない。そしてまさにそのさまざまな規制こそが、地方再生の障害になっている、ということを何度も申し上げてきたわけです。
小泉氏がそのあたりを明確に理解していることには驚いたとともに、政治には何も期待していないワタクシとしても今回彼に対しては多少の期待を持ち始めた、というところでしょうか。
そういうわけで、小泉氏の今後には注目したいと思っています。
なお、「また来年も来ます!」といってお帰りになりましたので多分本当に、また来年もお越しになるのではないかと思います。
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