ダイエットに失敗する人がやりがちな間違い5選 「お腹やせ」「1駅歩く」の効果が期待できないワケ

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「勘違い」や「思い込み」も、ダイエット成功の妨げになります。ここでは、3つの「勘違い」について説明します。

【3】「寝る前に食べたら太る」は勘違い

「帰宅が遅くなり、夕食の時間が遅くなってしまった」。忙しいビジネスパーソンには、よくあるシチュエーションだと思います。そんなとき、「寝る前に食べると太るから、夕食は抜いてしまおう!」と判断してしまうと、逆に太る原因になります。

人は空腹で寝ると、体が飢餓状態になります。すると、生命の危機を察知した脳が「何か食べて!」という信号を発信。寝ているつもりでも脳は覚醒し、睡眠が浅くなります。結果、睡眠不足でストレスを抱え、翌日の仕事にも悪影響を及ぼします。

実は、睡眠不足によるストレスは、ホルモン分泌や自律神経にも影響を及ぼし、食欲を高めるホルモンの分泌を促すことがわかっています。「ダイエットにもなるしラッキー!」と夕食を抜いてしまうと、翌日暴食して後悔することにもなりかねません。

寝る前の食事でも、茶椀1杯のご飯に具だくさんの味噌汁、メインのおかずに副菜という定食スタイルなら、太ることはありません。それでも心配な人には「分食」もおすすめです。たとえば夜7~8時頃に会社でおにぎりを食べて、主菜と汁物は帰宅後に食べる、という具合に、定食メニューを分けて食べるとよいでしょう。

部分やせを狙っても効果は期待できない

【4】「お腹やせ=腹筋運動」の勘違い

「部分やせを狙うなら、やせたいところを集中的に鍛えるのが近道」と信じている方が多いのですが、実はこれも勘違い。お腹を凹ませたいからと腹筋運動をしたり、「くびれが欲しい!」と腰を回したり……。でも、このようなお腹周りの筋肉を使う筋トレには、お腹の脂肪をとる効果はあまり期待できません。

人間の体は、運動をすることで全身の脂肪を少しずつ分解し、血液中に流します。これが動かしている筋肉に運ばれ、エネルギーに変わることで、筋肉を動かす燃料になります。脂肪を溶かして作ったエネルギーは、筋肉という「エンジン」を動かす「ガソリン」です。当然、エンジンが大きければ大きいほど消費するエネルギーも増えます。

人間の体には、動かしている部分の脂肪を、優先的に燃やすしくみはありません。とにかく大きな筋肉(エンジン)を動かして、どんどんエネルギー(ガソリン)を使ってしまう。これが体脂肪を落とす一番の近道です。

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