ダイエットに失敗する人がやりがちな間違い5選 「お腹やせ」「1駅歩く」の効果が期待できないワケ

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炭水化物が足りなくなると、体内では「糖新生」という現象が起こります。これは、糖質が足りなくなるとタンパク質を分解することでエネルギーを生み出す、という体のシステムです。

この現象が起こると、筋肉量を増やすために必要なタンパク質が使われてしまうので、筋肉量が減ってしまいます。筋肉量が減れば、基礎代謝が落ちるので、日々の消費カロリー量は減っていきます。

つまり、炭水化物を抜いた結果、やせにくい体になってしまうのです。

この負のループを止めるためには、炭水化物をきちんと摂ることが大切です。目安として、毎食茶碗1杯(150~200グラム)の米であれば、全然食べても問題ありません。

1つ前の駅で降りて歩くのは意味ない?

【2】“ながら”ダイエットには効果のないものも

ダイエットの記事として「掃除をしながら、テレビを観ながら、ちょっとした運動をすることで効率よくやせましょう」などの〝ながら運動のすすめ〟をよく見かけます。

「いつも利用する駅の1つ前の駅で降りて、家または職場まで歩く」。これも、通勤・通学時間にできる代表的な〝ながら運動〟の1つですが、平地を歩ける体力のある人にとっては、たった1駅、ただ歩くだけでは、日常の動作の範囲なので運動にはなりません。

体を変えたいなら、筋肉の組織を壊すほどの強い刺激(負荷)を与えられる強度の高い運動が必要です。1駅歩く時間があるならば、その分早く帰宅して下半身の筋トレをするほうが、よっぽどダイエット効果があります。

唯一〝ながらやせ〟で効果的といえる方法は、「階段の上り下り」です。階段を上り下りするとき、私たちは一方の脚だけで体重を支えます。この動きは、下半身の筋力アップが可能。消費カロリーは、なんとランニングとほぼ同程度です。駅やオフィスで、常にエレベーターやエスカレーターを使っていた人なら、今日から階段生活に切り替えるだけで、確実に体が変わります。

次ページその「常識」がダイエットを妨げているかも
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