食虫植物が「虫を食べなければならない」納得の訳 言われてみると気になる身の回りの雑学を紹介

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食虫植物はなぜ、虫を食べなくてはならないのでしょうか? (写真:i-flower/PIXTA)
動物園のクマは冬眠するか?
イカのスミとタコのスミ、同じようで同じではない?
階段でタンスを運び上げるとき、上と下ではどちらが重いか?
こうした「言われてみれば気になる」雑学ネタが、新著『1分で子どもにウケる すごい雑学』では多く紹介されています。同書より、一部を抜粋・編集のうえお届けします。

食虫植物はなぜ、虫を食べなくてはならないの?

温室や室内で育てているのではわからないが、食虫植物の生育環境は高い山の高層湿原地帯と呼ばれるところが多い。気温が低く、水分はたくさんあるが清らかすぎて、落葉があっても分解するバクテリアがいない。こんなところに生えている植物はそのままでは栄養不足となる。そこで、虫を捕食して栄養を得ているわけだ。ウツボカズラなどを見ればわかるが、虫を食べるといっても、粘液で逃がさないようにし、消化液でゆっくり分解吸収するのである。

夕立の雨はなぜ、あんなに超大粒なの?

夕立は入道雲が広がって降る。入道雲はカミナリをともなう雲である。稲妻が走り雲は帯電している。そんな雲から降ってくるのだから、雨粒も帯電している。当然、雨粒同士のプラス側とマイナス側が引き合ってくっつく。どんどんくっついて、やがて超大きな雨粒になる。そんな雨粒が狭い範囲に集中するので、滝のような雨になる。

田舎の空気はなぜ、おいしいの?

田舎の空気がおいしいのは、排気ガスに汚染されていないからだけではない。緑によって、新鮮な空気がどんどんつくられているからである。植物は二酸化炭素を吸収し酸素を捨て、動物は酸素を吸収し二酸化炭素を捨てているが、都会は、緑が少なく人口が多いのでこのバランスがくずれている。

高さ10メートルの樹木で、6人分の酸素が供給されるが、そんな大木がたくさん生え、草が生い茂っている田舎では新鮮な空気がどんどんつくられているのである。

車で激しいカミナリにあったらどうするべき?

海水浴場の駐車場などで激しい雷雨に遭遇すると、日頃冷静な人でもちょっと慌てるだろう。周りに建物も何もない広場の駐車場だったら、どこに避難したらいいか。鉄製の車に落雷する確率は非常に高いように思ってしまう。が、心配はいらない。車に落雷しても電流は車体の表面を通って地面に逃げるので、中の人は感電しないのだ。

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