魔の2歳児イヤイヤ期の子を逆に伸ばす親の心得 親もスッとラクになる、非認知能力の伸ばし方

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なぜ子どもが「イヤ!」と言うのか?その理由を知れば対処法もわかってきます(写真:プラナ/ PIXTA)
2歳前後の子どもに現れる「イヤイヤ期」。この時期の子どもは「魔の2歳児」と呼ばれることがあるほど、大人にとっては手のかかる存在です。
しかし、世界中で支持される幼児教育法・モンテッソーリ教育では、このイヤイヤ期こそ、子どもの能力が育つ大切な時期であるとしています。そして、このことを大人が知ると、子どもの才能の芽を伸ばしながら「イヤイヤ」を軽くすることもできるようになるんです。
親も子どももラクになる「イヤイヤ期の子どもの見方」について、モンテッソーリ教師として活躍中のあべようこさんの著作『マンガ モンテッソーリでわかる イヤイヤ期の子どものたすけ方』からご紹介します。
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「イヤイヤ期」ではなく「敏感期」⁉

「ごはん食べようよ」「イヤ!」

「お着がえしよう?」「イヤ!」

「保育園に行こうよ~」「イヤだ!」

何を言われても「イヤ!」と答える2歳前後の子ども。そんな子どもを見て、大人は「ああ、イヤイヤ期が始まった……」と頭を抱えますが、実は、モンテッソーリ教育では、この時期を「イヤイヤ期」とは呼びません。なんと呼ぶかというと、「敏感期」です。

ちなみにモンテッソーリ教育とは、20世紀前半にイタリア人の女性医師であるマリア・モンテッソーリが開発した幼児教育法のこと。グーグルの創業者であるラリー・ペイジとセルゲイ・ブリン、アマゾンの創業者であるジェフ・ベゾス、プロ棋士の藤井聡太さんなどが受けた教育として有名になったので、ご存じの方も多いでしょう。

話を戻しますが、敏感期とは、生物が生きるために必要な能力を獲得すべく、あらゆる感覚が敏感になる時期のこと。人間では、0~6歳頃の幼児期にだけ現れるとされています。

この敏感期に夢中になって経験したことは、とてもラクに習得することができます。例えば、言語。幼児期にいた土地の言葉はすぐに覚えられますが、大人になってからだと苦労しますよね。これは、敏感期の幼児の言語への感受性が、大人よりも強いから。この時期の子どもの脳は、乾いたスポンジが水を吸うように、グングン言語を習得します。こんなふうに、幼児期の脳は、外界から受けるあらゆる刺激──言語・感覚・運動・秩序など──に敏感になることで、生きていくために必要な能力を短期間で集中的に獲得したがるのです。

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