元東大王が実践「2日で400語暗記する」5つのコツ

誰でも実践できて結果を出す方法を伝授

今年4月に東京大学を卒業した鈴木光氏の実践する暗記法を解説します(写真:ソライロ/PIXTA)
東京大学のトップクラスの学生は、いったいどのように勉強しているのでしょうか。クイズ番組「東大王」で活躍し、今年3月に東大法学部を「成績優秀者」として卒業した鈴木光氏が行っていた、誰でも実践でき、確実に結果を出すためのコツやテクニックについて紹介します。今回は「暗記」についてです。
※本稿は鈴木氏の著書『夢を叶えるための勉強法』から一部抜粋・再構成したものです。

なじみのない世界史の用語に大苦戦

「暗記ができない……」というお悩みをいただくことがあります。でも、ものを覚える能力は練習によってどんどん鍛えることができるのです。覚える練習をコツコツ続けていくうちに、1カ月後にはびっくりするほど早く正確にできるようになっていきます。

私が高校2年生から塾で世界史を習い始めたときの話をしましょう。当時の高校の世界史では特定の分野を深く掘り下げる授業を受けていたので、受験に対応する知識を私はほとんどもっていませんでした。

一方、塾ではすでにいろいろな用語を習っている進学校の生徒たちと同じペースで覚えなければならなくなり、本当に困りました。ほかの科目も勉強する必要があったので、300~400ぐらいのまったく知らない人や王朝などの名前を毎週2日間で覚えなければなりません。

初めは「こんなの無理だ」「なんて無理なスケジュールなのだろう」と思って逃げ出したいような気持ちでした。「チャンドラグプタ1世」「ルーム・セルジューク朝」「ドヴァーラヴァティー王国」……まったくなじみのない用語が次から次へと出てきてとても覚えづらく、かなり苦労した記憶があります。

しかし1カ月ぐらい辛抱して覚えることを続けていたら、300、400の用語がどんどん短い時間で覚えられるようになったのです。

このように、ものを覚えることは、最初はつらいですが、コツをつかみ身体が慣れていくとどんどん楽になっていきます。つまり、コツさえつかんで鍛えれば暗記は絶対にできるようになるのです。そこでまずは暗記の基本的なテクニックからご紹介していきましょう。

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