元東大王が実践「2日で400語暗記する」5つのコツ 誰でも実践できて結果を出す方法を伝授

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コツその1:問題形式で記憶を確認する

何かを覚えたいとき、私はまず初めに、とにかく教科書・プリント・配布された資料などを加工します。やり方としては、「ここは覚える必要があるな」と思った部分に緑のマーカーを引いたり、問題やプリントの空欄部分にオレンジのペンで答えを書き込んだりします。

そうすると、マーカーを塗った箇所やオレンジ色のペンで記入した箇所が、赤シートをかぶせるだけでまったく見えなくなりますよね。それを活用して、覚えたい内容を赤シートで隠してチェックしていきます。

そして覚えられていなかったところに「正」の字を1画ずつ書いて印をつけるようにしていきます。こうやって問題形式で記憶を確認できるようにするのです。

面倒なら問題をインターネットで探してみる

この方法が面倒だという方は、覚えたことに対応する問題をインターネットで探すとよいと思います。例えば、「元素記号テスト」「化学反応問題」のようなワードで検索すると、すでに問題形式になっている素材がたくさん見つかります。それをプリントアウトして問題集の代わりに使えば、解きながら確認することができます。

教科書・プリントなどを問題集として使えるように加工したり、そのまま使える資料を印刷したりすることで、覚えたことをすぐアウトプットできる環境が整います。それを活用して、問題形式で暗記していくのです。

先ほども言ったとおり、インプットとアウトプットは質を高め合ってくれるので、覚えて答えることを繰り返すと記憶が定着しやすくなります。

ものを覚えるとき、まとめノートを改めて作って暗記を行う方法もありますが、私はそのやり方は行っていません。教科書やプリント、ネットの素材を使用するほうが、手間と時間がかからないからです。

綺麗に整理されたノートを作ってから改めて暗記を行っていると、単に教科書にマーカーを引いて暗記を行う場合と比較して、どうしても時間が余計にかかってしまいますよね。ノートを作ることよりも、問題を解いて記憶を確かにする作業に時間をかけた方が記憶の定着が良くなると私は考えているので、まとめノートは作らないのです。

次ページ続いてコツ2、コツ3を紹介
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