はあちゅう「自分ゴトの解決が社会のためになる」 ネオヒューマンは現代の生きるアート、希望だ
たとえば、ALSだと宣告された夜、ピーターさんはこのように決意します。
(『NEO HUMAN ネオ・ヒューマン――究極の自由を得る未来』より)
「すごい希望の人」ですよね。この改革の物語は、普遍的な、誰もが力をもらえるストーリーだと思います。
「自分ゴト」を解決することが、社会のためになる
私自身は、夫(AV男優のしみけん氏)の職業や、事実婚であることに関する偏見や差別心を見たときの気持ちと重なるものがありました。
「自分ゴト」を解決することは、社会のためになると、私は思っています。私が普段困っていること、これが欲しいなと感じたときは、世の中にも、大半ではなくとも必ず同じことを感じている人がいるものだと考えています。
自分は世界に1人でいるわけではありません。だからこそ、「自分ゴト」の解決が、人々の選択肢を増やすことにもなり、社会につながっていくと思うのです。
けれども、「自分ゴト」は、どうしても「個人のワガママ」として集約されてしまうことがあります。それでも、行動することによって、少しずつ理解してくれる人が増えたり、自分自身の生きる場所が変わっていったりするのです。
ですから、ピーターさんの姿には、希望をもらいました。ピーターさんも、ALSという「自分ゴト」を解決することで、社会に貢献していこうとしているからです。
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