ハワイ「100年以上鎖国中」の個人所有の島の正体

世界各地の「へぇ~」なおもしろ雑学を紹介

ハワイに「禁断の島」「秘密の島」と呼ばれる島がある(写真:iStock/YinYang)  
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本稿では、同書から一部を抜粋しお届けします。

ハワイにある「個人所有」の鎖国中の島

日本の人気海外旅行先ランキングで必ず上位に入るのがハワイである。ハワイ州政府観光局の調査によると、2018年のハワイへの訪問者は約980万人。国別で最も多いのはアメリカ本土からの訪問者(約640万人)だが、日本からの訪問者(約160万人)はアメリカの次に多く、アメリカ人以外では日本人の観光客数が群を抜く。日本人はハワイ大好き国民なのだ。

そんなハワイに「禁断の島」「秘密の島」と呼ばれる島がある。ハワイ島・マウイ島・オアフ島・カウアイ島など大小約130の島からなるハワイ諸島のうち、西端に位置するニイハウ島だ。

ニイハウ島は面積約180平方キロの小さな島。ハワイを隅から隅まで楽しもうと島を訪れようとしても、自由に足を踏み入れることはできない。その理由は、マウイ島やオアフ島などとは違って、個人の所有の島だからである。

ニイハウ島の所有者はロビンソン家。1864年にスコットランド系移民のエリザベス・シンクレア夫人が当時のハワイ国王カメハメハ5世と交渉し、1万ドルとピアノ1台を支払い、島を購入した。夫人亡き後、彼女の息子に受け継がれ、ロビンソン家の所有となった。

当初は「関係者以外出入り禁止」ではなかったようだが、1915年頃からロビンソン家の人間以外自由に入れなくなり、もともとこの島に住んでいた先住民たちも出てこなくなった。まさに鎖国状態である。

ロビンソン家が“鎖国”した理由については、島に水が十分なかったためとか、ピューリタンのような清らかな信仰生活を守るためなどといわれているが、はっきりしたことはわからない。

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