この週末(5月9日)は東京競馬場の1600メートル芝コースでNHKマイルカップ(G1、第11レース)が行われる。おおむね「強い」よりは「速い」が要求されるレースなのだが、速くても純然たる短距離馬だと少し足りない。紛れが多く例年予想が難しいが、今年も例外ではない。
今回は「ハイペース」をテーマとして予想する。バスラットレオン、ピクシーナイト、ルークズネストなどの重賞勝ち馬はいずれも第4コーナーを先頭で回る逃げの手で勝っており、1番人気が予想される朝日杯FS(GⅠ)勝ち馬グレナディアガーズ、前走アーリントンカップ(G3)勝ちのホウオウアマゾンも4コーナーを2番手で回って逃げ馬を早く潰す展開で勝っている。
それぞれの陣営と騎手は、これまでの勝ちパターンに近い競馬を選択するはずだ。必然的に前に行く馬には厳しい展開になるはずだ。
NHKマイルカップは「差し馬」のシュネルマイスター
そこで本命には、マイル戦である、昨年12月のひいらぎ賞を4コーナー4番手から差し切ったシュネルマイスターを抜擢する。ペースが読めるクリストフ・ルメール騎手の騎乗も心強い。
対抗には前走の勝ちぶりが良かったバスラットレオンを選び、グレナディアガーズを3番手とする。
相手候補の穴馬として追い込むタイプの人気薄ヴェイルネビュラ、左回りで真面目に走ると強そうなランドオブリバティ、現実にグレナディアガーズを破っているルークズネスト、前走の差し脚に見所のあったリッケンバッカーを押さえておきたい。
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