「腸が変われば人生が変わる」専門家が断言の訳 腸が良くなると「身体も心も」健康になる
腸がうまく機能しないと「命」にかかわる
私が「腸」と関わることになったきっかけの1つは、看護師として小児科に勤務したことです。
子どもの生態肝臓移植で有名な先生のもと、オペを担当させていただいたのですが、肝臓と消化器官がとても近い場所にあり、術後のケアによっては、腸が動かなくなったり、癒着を起こしたりすることがありました。そして、「腸がうまく機能しないと、命にかかわる」ということを学んだのです。
さらに、私自身がひどい「便秘体質」で、子どもの頃からたびたびトイレにこもって苦しんできました。
便秘の原因の1つは「菌」と言われています。最初は、産道を通って生まれるときに、「母親からもらった菌」によって「腸内環境」がつくられます。スキンシップなどでも菌をもらいますから、それも影響してきます。その後は、「食事」「運動」などの「生活習慣」が影響します。
個人的には、「恥ずかしくてトイレに行けない」というタイプの子どもに、「便秘の習慣」がついてしまうことがあると思っています。私自身、親にも言えずに「ひとりで我慢するタイプ」で、学校ではわざわざ体育館裏のトイレまで出かけていましたから。
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