「腸が変われば人生が変わる」専門家が断言の訳 腸が良くなると「身体も心も」健康になる
「腸活」によって健康になり、「マイナスからゼロの状態に戻った」という体感は得られます。でも、腸はもっとすごい器官で、「それ以上のパフォーマンス」を引き出すことができるのです。
私が勤務していた「便秘外来」では、アスリートの方がメンタルを保ち、パフォーマンスを高めるために腸活を実践されていました。
男性やビジネスパーソンには「仕事の能力」「集中力」、女性には「美容」、子どもにとっては「集中力」を高めて学力を上げるなど、「腸を味方」につけることでいろいろな効果が得られます。それが、腸活の素晴らしいところなのです。
ですから、「いま悩みがあるから腸活をする」というだけではなく、もっと腸を味方につけて、「腸内細菌と一緒に自分自身を高めていく」ということができると、より良いのではないかと思っています。
「腸活」は、その人の「可能性」を引き出す
今後は、「腸活を身につけたことで『社会貢献』や『社会実現』ができるようになった」という仲間を増やしていきたいですね。老若男女のライフステージに合わせた「腸活の取り入れ方」「能力の伸ばし方」など、まだまだ腸には「可能性」があります。
子どもの頃に腸活を知っていたら、もっと違った未来があったでしょう。子どもたちの「能力開発」にお力添えができればと思っていますし、高齢化社会において、「健康年齢を考える」ためにも、腸活は大切だと思っています。
私が腸活をはじめた10年前は、まだ「えっ、腸?」と言われていた時代でしたが、みんながやるようになれば、健康や幸せを得られて、医療的には病気を予防できると経験から思っていました。ですから、いま「腸活」がブームになって、いろんな人が知ってくれているのは嬉しいことです。
腸のもたらす「自己免疫力」や、その人の「可能性を引き出す」ことができるのが「腸活の魅力」だ――私は自分の実体験からも、そう強く確信しています。
(構成/泉美木蘭)
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