「腸が変われば人生が変わる」専門家が断言の訳 腸が良くなると「身体も心も」健康になる

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私自身も、便秘について勉強し、自分で「腸もみ」をしてケアするようになったことで劇的に変わりました。「腸をもむ」ことそのものよりも、「腸を知る」ということが、自分の体を知るきっかけになったと思っています。

最初は洋服の上からやっていたのですが、オイルを使って自分で試行錯誤してみた結果、1カ月ぐらいで便が出るようになったのです。

腸が良くなったことで、まず、痩せました。毎日10キロ走っても痩せなかったのですが、便が出るようになって、たちまち変わりました。肌も明るくなり、ケアもラクになりましたね。

そして、イライラしなくなりました。スケジュールが便意に占領される状態からも解放されて、朝からスッキリ快便だと、その日の天気が雨でも嵐でも気分が良いのです。生理不順や生理痛もなくなりました

それまで、私の目の前には、つねに暗い「便秘の雲」があったのですが、すっかり晴れて、「8割ぐらいの悩みが消えた」という感覚もあります。特に若い女性や、お子さんに、早く「腸もみ」を知っていただきたいですね。

「腸活」のポイントの1つは「なにがダメかを知る」

フランク・ラポルト=アダムスキー氏の『腸がすべて』にも書かれていましたが、腸活は、まずは「食事」からはじめるのが、一番やりやすいと思います。本書のいいところは、「何がダメなのか」が書かれているところですね。

「食物繊維がいい」「運動がいい」といったケア方法は世の中にたくさんありますが、「日本美腸協会」や「便秘外来」にいらっしゃった方のお話を聞くと、結局、「これも食べて、あれも食べて、いろんなことをやっているんですけど、全然良くなりません」という声ばかりです。

それでよく話を聞いてみると、コンビニで買ったものを食べていたり、便秘にいいと言われることをやりながら、一方で甘いお菓子も食べていたりするケースが多いんですね。

『腸がすべて』ではじめて知ったことは、特に、食べ物の「組み合わせ」が重要だということです。

次ページ「NGの組み合わせ」と「おすすめ食事法」
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