「つまらない週報」書く人が知らない文章の技

企画書やプレゼンも「2つの要素を意識」で激変

「人に情報を伝えたいときには“2つの要素”を意識する」といいそうです。今回は「伝え方の勝ちパターン」を紹介します(写真:polkadot/PIXTA)
「何を伝えたいのかよくわからない」「結局、何が言いたいの?」なんて言われたことはありませんか? 会議での発言も、プライベートの会話も、ブログの記事も、わかりやすくかつ面白く情報を伝えなければ人は耳を傾けてくれません。
これまで『しゃべくり007』や『王様のブランチ』など人気番組のディレクターを務めてきた本橋亜土氏によると、「人に情報を伝えたいときには“2つの要素”を意識する」といいそうです。番組制作で培った「伝え方の勝ちパターン」を聞きました。
※本稿は『ありふれた言葉が武器になる 伝え方の法則』より一部抜粋・編集したものです

話が格段に明確になる2つの要素

人に何かを説明するとき、「わかりづらい」と言われた経験はありませんか? 指摘してくれるならまだいいのですが、何も言われずわかったフリをされ、結局何も伝わっていなかったことを後から知るということもあります。

こんなことが起こるのは、話の要点がうまく伝わっていないから。話が平坦で、会話の中のどこが大事なポイントなのかがわかりづらいということです。

ここでは、それを回避するための法則をお伝えしましょう。

テレビ番組は、「くくり」と「目線」という2つの要素で構成されています。「くくり」とは、なんの話をするのか、つまり話題の大枠のことです。

たとえば、情報番組で、「春の新生活応援特集」として最新家電を紹介するとします。このときの「くくり」は、“春の最新家電を紹介する” になります。

これがないと、視聴者は番組を見る理由を見いだせません。話すら聞いてもらえないということです。しかしこれだけでは、わかりやすい情報にはなりません。ただ商品を紹介するだけの「情報の羅列」になってしまいます。

そこでテレビ番組は観やすく、情報をわかりやすく伝えるために、「目線」をつけます。

では、先ほどの「くくり(春の最新家電を紹介する)」に「目線」をプラスしてみましょう。

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