初心者でも予習は不要!「江戸落語」の楽しみ方 寄席は「晴れた休日の昼間」がオススメなワケ

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(写真:トヨダリョウ)

正蔵 「蕎麦屋でもいいですよね。その前に古典落語の『時そば』なんて聞いちゃったりしてね! 寄席が終わった後は、高いワインとか飲んじゃいけません。キンミヤ(焼酎)、もしくは得体の知れない焼酎!!」

(一同爆笑)

石井 「師匠!今日はありがとうございました!」

【ポイント】
■ 落語の対象は大人で、しかもちょい不良(ワル)な人にこそ聞いてほしい
■ 人間の業の深さを笑いに変えてくれるのが落語
■ 寄席の帰りには近くの美味い蕎麦屋へ寄って、キンミヤで一杯、が粋!

(写真/トヨダリョウ、文/井上真規子)

九代 林家正蔵(はやしや・しょうぞう)
1962年、東京都生まれ。祖父が七代目林家正蔵、父が初代林家三平という親子三代の落語家。1978年、林家こぶ平として父・ 林家三平に入門。1987年、史上最年少の24才で真打となり話題に。2005年、九代林家正蔵を襲名。2014年には落語協会副会長に就任。2015年、第70回文化庁芸術祭優秀賞。落語だけでなく、ドラマ、バラエティ、CMなど多彩に活躍中。
 田中康嗣(たなか・こうじ)
「和塾」代表理事。大手広告代理店のコピーライターとして、数々の広告やブランディングに携わった後、和の魅力に目覚め、2004年にNPO法人「和塾」を設立。日本の伝統文化や芸術の発展的継承に寄与する様々な事業を行う。
和塾
豊穣で洗練された日本文化の中から、選りすぐりの最高峰の和文化体験を提供するのが和塾です。人間国宝など最高峰の講師陣を迎えた多様なお稽古を開催、また京都での国宝見学や四国での歌舞伎観劇などの塾生ツアー等、様々な催事を会員限定で実施しています。和塾でのブランド体験は、いかなるジャンルであれ、その位置づけは、常に「正統・本流・本格・本物」であり、そのレベルは、「高級で特別で一流」の存在。常に貴重で他に類のない得難い体験を提供します。
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HP/http://www.wajuku.jp/
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