石井 「まさに、古典の楽しみですよね」
田中 「落語の古典も噺家さんによって、全然違いますよね。だから何回でも飽きずに、同じネタを聞くことができる」
石井 「古典は話の筋がわかっているなかで、それをどう面白くするのか、そして見る側もどう楽しむかっていうところですよね。だから正蔵師匠はジャズをお好きなのかな」
正蔵 「言われてみれば、ジャズマンで落語が好きな方は多いし、落語家でジャズが好きな人も結構いるんですね。確かに、似ているのかもしれませんね。あと、ジャズマンも噺家も、やさぐれてないとダメだから!」
石井 「ワハハ! 確かにちょっと、無頼なイメージもあったりしますしね」