未経験で「Webエンジニア」何から勉強すべきか 言語は何が必要?使うべき転職サイトは?

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Qiita(キータ)はIT業界では非常に有名な技術ブログサービスです。多くのエンジニアがQiitaを使って様々な技術記事を公開しています。

採用活動において、応募者が実務未経験であっても「技術情報を頻繁にアウトプットしているかどうか」をチェックするWeb系自社開発企業は多いため、Web系エンジニアを目指すのであれば、なるべく早めにQiitaにアカウントを作成して、学習内容をアウトプットしていく習慣をつけることをお薦めします。

投稿頻度は月に数本程度で問題ありません。内容も初歩的なもので十分です。

また、Twitterでのアウトプットをチェックする企業も多いため、まだTwitterアカウントを持っていない人は早めに作成して、こちらでも日々の学びを投稿していくとよいでしょう。転職活動時に企業側に好印象を与えられる可能性が高まります。

すでに個人用のTwitterアカウントを持っている人はそのままそれを使っても問題ありませんが、人間性を疑われるようなツイートを発見されて評価を大きく下げられてしまう可能性もありますので、発言内容には十分に注意する必要があります。心配な場合はプログラミング学習専用のアカウントを作ったほうがよいでしょう。

Web開発の基礎を学ぶ

独学するかプログラミングスクールに通うかはその方次第ですが、少なくともバックエンドエンジニアにジョブチェンジするうえで必要な学習内容はほぼ確定しています。以下1つずつ順番に解説します。

必ずしも以下の順番通りに進める必要はなく、例えばHTML/CSS/JavaScriptをコンピュータサイエンス基礎やLinux基礎よりも先に学習してしまっても問題ありませんが、ポートフォリオの作成に入る前にはすべて一通り学習を完了させておくことをお薦めします。

また、この内容を学習すればポートフォリオ作成のために必要な知識がすべて習得できるというわけではありません。あくまでも「Web系エンジニアにジョブチェンジできるレベルの作品を作るための"準備"として最低限この程度は学習しておく必要がある」ということです。

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