いよいよ「バブル崩壊の瞬間」が近づいてきた 個人投資家の「祭り」が意味するものとは何か

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競馬である。

2月7日に東京競馬場で行われる東京新聞杯(11R、距離芝1600メートル、G3)は、前回と同じくダイワギャクニー、そして同じく7歳馬のサトノアーサー、そして8歳馬の無謀な逃げも期待してプロディガルサン、と思ったが、株式市場も政治もオリンピックも老人で溢れているので、今週は、若手が多数登場するので、西のきさらぎ賞で。

きさらぎ賞は前走逸走したランドオブリバティで

ひそかに大きな期待を抱いていたディオスバリエンテが次週の共同通信杯に回ってしまったため、ここは、前走、大暴走して競争中止となってしまったランドオブリバティを狙う。

母親がアメリカGIを2勝している、超超良血で、育ちがよすぎるのか悪いのか。右回りの前回はずっと外に切れ続け、第4コーナーを回りきれずに、スタンド方向へ向かって直進。三浦皇成騎手はフェンスにぶつかる直前に振り落とされ、負傷した。

しかし、今回は、その三浦騎手がつきっきりで立て直した。中京で左回りになり、それはプラスの可能性があるし、タレント出身の妻であるほしのあきを「御している」三浦騎手なら大丈夫だ。単勝。

小幡 績 慶應義塾大学大学院教授

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おばた せき / Seki Obata

株主総会やメディアでも積極的に発言する行動派経済学者。専門は行動ファイナンスとコーポレートガバナンス。1992年東京大学経済学部首席卒業、大蔵省(現・財務省)入省、1999年退職。2001~2003年一橋大学経済研究所専任講師。2003年慶應大学大学院経営管理研究学科(慶應義塾大学ビジネススクール)准教授、2023年教授。2001年ハーバード大学経済学博士(Ph.D.)。著書に『アフターバブル』(東洋経済新報社)、『GPIF 世界最大の機関投資家』(同)、『すべての経済はバブルに通じる』(光文社新書)、『ネット株の心理学』(MYCOM新書)、『株式投資 最強のサバイバル理論』(共著、洋泉社)などがある。

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