LGBT集結、「LAプライド祭」に行ってみた 同性愛者へのフレンドリー度を競うキリスト教会

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カトリック教会の真向かいにブースを構えているのがプロテスタントの宗派のひとつエバンジェリカル・ルーセラン教会だ。レインボー色と十字架を組み合わせたデザインのシールのタトゥーを配り、上半身裸の信者の男性がキリスト像の前でポーズを取って女の子たちと記念撮影している。

カトリック教会と比べると圧倒的に派手な勧誘のテクニックだ。「ウチの教会には何と言っても、長年のゲイのパートナーがいるオープン・ゲイのビショップがいますからね」と自慢げに話すのは青年支部のディレクターを務めるアラン・ティドウェル氏だ。

ゲイであることを公表している初のビショップというのは、ガイ・エルウィン氏のことで、ゲイである彼が教会の高い地位に選出されたことは、昨年、かなり大きなニュースとなった。

同性婚には賛否両論

ティドウェル氏によれば、同性愛者を受け入れている教会組織内でも同性婚に対しては賛否両論あり、ゲイ・フレンドリーの度合いは支部ごとに全く違うと言い、全米に500万人いる信者の考えは一枚岩ではいかないという。

「60年代を黒人として過ごした自分としては、同性婚の権利の拡大は我々が闘ってきた公民権運動と同じ。紛れもない人権運動だよ。それを受け入れ難いと言う信者もまだいるけどね」。

単に同性愛者フレンドリーなだけではなく、同性愛者やセクシャル・マイノリティーのニーズを満たすのに特化したキリスト教会。それがメトロポリタン・コミュニティー教会だ。世界22カ所に支部があり、LAに本部があるこの教会では、ほとんどの牧師がゲイやレズビアンやトランスジェンダーなどのLGBTメンバーだという。

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