「国公立大医学部の合格者が多い学校」TOP200校 5年間累計で算出、1位東海、2位灘、3位洛南…
進学校の実力を示すわかりやすい指標は最難関の東京大学+京都大学の合格実績。この指標を、東京大や京都大の理系学部の難易度に匹敵するうえ、定員が少なく多くの合格者を出すことが難しい国公立大医学部に変えると、東京大+京都大の合格実績からはわからない、進学校の実力が見えてくる。
東大・京大の合格者数では測れない学校が多くある
まず、2020年の「東京大+京都大合格者ランキング」のベスト10を見ておくと、1位開成(198人)、2位灘(128人)、3位北野(111人)、4位西大和学園(105人)、5位東大寺学園(96人)、6位筑波大付駒場(94人)、7位渋谷教育学園幕張と桜蔭(各87人)、9位甲陽学院(83人)、10位天王寺(80人)となっている。
これらの学校の内、医学部合格者ランキング(5年間累計)の上位20校に入っているのは、灘(2位)、開成(6位)、東大寺学園(9位)、甲陽学院(10位)、西大和学園(15位)、桜蔭(19位)の6校にとどまる。
東京大や京都大の合格者数では測れない進学校が数多くあるということだ。
例えば13位の青雲は、東京大+京都大合格者ランキングでは191位。同じく14位の昭和薬科大附が156位、16位の智辯学園和歌山が116位など、東京大+京都大合格者ランキングで100位以内に入っていなくても、実力のある進学校があることがわかる。
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