実例で学ぶ「売り上げを伸ばす」デザインの凄技

センスだけに頼らない「書体」と「色彩」の使い方

デザインの原理原則を覚えておけば、資料の見栄えも一気によくなります(seiko/PIXTA)
良いデザインは人の心に訴えかけて、人を動かすことができます。実質は同じ商品であっても、商品名やパッケージのデザインが良ければ売れますが、デザインが悪ければ売れません。このことはプレゼン資料や企画書にも当てはまります。DX(デジタルトランスフォーメーション)、アフターコロナ時代に向けて、今やビジネスで勝ち抜くためにはデザインへの十分な配慮が必須になります。戦略デザインコンサルタントでアートディレクターのウジトモコ氏の新著「これならわかる! 人を動かすデザイン22の法則」を基に、今回は「書体」と「色彩」の使い方をお届けします。

書体は発信元のキャラクターを伝える手段

良いデザインには、人を動かすための原理原則があります。原理原則を理解できると、商談のプレゼン資料、商店のポップ、保護者会の案内状といったものだけでなく、ブランディングやマーケティングにおいても、他社(他者)より優位に立てます。

ここでは、まずデザインにおける「書体」の使い方の原理原則について述べます。文字を含むデザインのほとんどは、選んだ書体によって印象が大きく変わります。文字数が多い場合はもちろん、少ない場合でも、書体でまったくイメージが変わってしまうのですが、特に顕著なのは、キャッチ(見出し)の書体です。

次ページ実例をポスターで見てみよう
キャリア・教育の人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • 新型コロナ、長期戦の混沌
  • 角田陽一郎のMovingStudies
  • ポストコロナのメガ地経学ーパワー・バランス/世界秩序/文明
  • 最新の週刊東洋経済
トレンドライブラリーAD
人気の動画
東芝、会社「3分割」に残る懸念
東芝、会社「3分割」に残る懸念
ウエルシアがイオンと挑む「ドラッグストア飽和」打破の勝算
ウエルシアがイオンと挑む「ドラッグストア飽和」打破の勝算
企業同士の取引で「値上げラッシュ」が起きている
企業同士の取引で「値上げラッシュ」が起きている
百貨店の最終兵器「外商ビジネス」が抱える難題
百貨店の最終兵器「外商ビジネス」が抱える難題
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
「非財務」で生きる会社、死ぬ<br>会社 企業価値の新常識

今や株価を決める最大の要因は「非財務情報」というのが世界の常識に。優れた開示を行えば企業価値の向上につながる一方で、開示が不十分だと株を売られるリスクも。企業価値の新常識をめぐる混乱とその対処法に迫りました。

東洋経済education×ICT