お金の不安を軽くする「ざっくり家計簿」の勧め 几帳面でなくてもお金が貯まるようになる方法
私は確定申告で必要なので、レシートをチマチマ集めて有料の高機能な会計アプリで管理していますが、一般の方なら年に1回くらいのペースで固定費を見直せば十分かなと思います。
地図を入手する(100歳までのお金のプランを作る)
たいまつを手に入れたら、次は地図の入手です。
ここでの地図とは、100歳までにいくらお金を稼ぐことができるかと、100歳までにいくらお金がかかるかを簡単に計算したデータのことです。これをファイナルシャルプラン(ライフプラン)といいます。なお、年齢を100歳までに設定してるのは、それまで元気に生きたいなという希望を込めて。
さて、100歳まで生きるのはいいとして、なんでその間にかかるお金とかを知らなきゃいけないのか。
それは、知っておくと「将来のためにどれくらい貯めればいいのか」だけでなく、「今月あといくらまでなら使っていいか」が明確になるからです。
誰でも、不必要に倹約しすぎて疲れちゃったり、必要なところでお金を出し渋ったり、逆に使いすぎてしまったりしたことはありますよね。私はお金を使うのに慎重なタイプなので、ちょっとお金使うだけで罪悪感に駆られたりしていました。それにもかかわらず、全然お金を貯めることができなかったんですよね。
というのも、食費を切り詰めて、お風呂はお湯を変えずに追い焚きで何日も我慢し、エアコンもできるだけ使わないようにしながら、ストレス発散とか言ってチューハイを飲み、朝までAmazonで無駄なものをポチりまくる、という訳のわからないことをしていたんです。ドMじゃないのでキツかった。
じゃあどうやってその状態から抜け出したかというと、手っ取り早くお金のプロであるFP(ファイナンシャルプランナー)さんにお金を出して相談しました。それで、上に書いた地図を入手したんですけど、そしたら無駄遣いをすっかりやめられました。
ちなみに、最初はケチって初回無料の方に当たりましたが、その人にはドル建て終身保険「スマートドルS」に貯金を全額突っ込め、とアドバイスされました(笑)。渡された保険設計書のとこに「担当:~」って書いてあって、もう担当決まってるなんておかしいやろって気づきましたね。FPっていうか保険のセールスマンですやん、と。あぶないあぶない。こんな感じで、カモられることもあるので要注意です。
とはいえ、まずは無料で相談してみて、プラン作成はいちばん信頼できそうな人にお願いするといいと思います。カモられるなんて物騒なことを書きましたが、普通のFPさんならプランくらいはすんなり作ってくれるはずです。