コロナが起きたから投資を控えようと考える企業はありますが、コロナが起きたからこそ、これまでできなかったデジタルシフトなど中長期的な改革を実行しようという企業が多く、(たとえば小売業やアパレルがeコマースにシフトするなど)、コンサル業界を活気づけている要因になっています。
就活生や転職活動中の方にとってそんなコンサル業界で働くことの、メリット、デメリットは何でしょうか?
①若いうちからビジネスレベルの高い仕事ができる(メリット)
コンサルティング業界は、若いうちから経営者や部長クラスと仕事をするだけでなく、課題解決というビジネスにおける基礎的な分野を担当します。そのため、多くのビジネススキルがバランス良くつき、業務レベルも高いため、早期に成長できる業界だと言えます。
また、将来的に考えても、経営者や部長クラス、同業とのコネクションは価値が高く、ファーストキャリアとして選ぶ新卒就活生が増えています。
②年収が高く、転職にも有利(メリット)
企業の経営に関わることも多く、規模の大きな仕事となると、動くお金も大きくなるのがコンサルティング業界です。そのため、平均年収も全業界中トップと突出しています。
基本的には成果主義の環境が多く、新卒時は400万円程度でも、20代後半で800万円、30歳で1000万円以上もらうことも珍しくありません。市場価値が高く、汎用性の高いキャリアだと転職市場でも見られており、転職がしやすい点もプラス材料です。
想像以上に泥くさい仕事も多い
一方デメリットは、
①想像以上に地味な業務が多い(デメリット)
イケてるイメージの強いコンサルティング業界ですが、実は想像以上に地味な仕事も多いことが特徴です。解決策を提案をする際には、地道なデータ収集や分析を行い、提案資料を作成する必要があります。
特に入社直後はこのようなデータ収集が業務の大半となります。コンサルタントにステップアップしてもデータ分析や資料作成はなくならず、「想像していたよりも事務作業が多い」と感じる人も多くいます。
②ハードワーク(残業)が当たり前(デメリット)
基本的には残業が多い環境が多いという特徴があります。配属されたプロジェクトにもよりますが、「深夜までの残業」も日常茶飯事、納期前には休日出社なんてことも珍しくありません。
③クライアント商売なので、泥くさい面も(デメリット)
また、コンサルタントは営業要素も強いため、顧客への接待もあります。実際はクライアント商売なので、ゴマをすったり、頭を下げたり、間に挟まれて利害を調整したり、相手の尻ぬぐいをしたり、といった泥くさい仕事が多くある、ということを知っておいたほうがよいと思います。
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