コンサルティング業界の代表企業には、世界的な戦略コンサルとして有名なマッキンゼー・アンド・カンパニーやボストンコンサルティンググループ(BCG)のほか、国内ではシンクタンク系の野村総合研究所、成長支援型のコンサルに強みを持つ船井総研ホールディングスなどがあります。
「会社四季報 業界地図」でイチオシの企業は、次の2社です。
M&Aキャピタルパートナーズ
平均年収は3000万円以上と国内上場企業の平均年収ランキング上位の常連。従業員172人。事業承継案件などの中小企業向けが中心で、近年M&Aの案件が増加している調剤薬局分野に強みを持っています。2016年にM&A助言会社のレコフを子会社化し、事業承継等の情報力を強化。新卒採用は行っておらず、金融業界での経験などが必要。
プロレド・パートナーズ
2008年設立、2018年に株式上場した、新興のコンサル。従業員104人。購買費用の適正化、バックオフィスの効率改善など、地道な業務改善を請け負う「ローコスト戦略」で成長。ここ数年、売り上げを急激に伸ばしている。新型コロナで企業のコスト削減ニーズが高まればさらに伸びる可能性がある。一般のコンサルは人件費に利益を上乗せする固定報酬型だが、同社は成果をクライアントが確認した時点で一定の報酬を受領する成果報酬型である点が特徴です。
コンサルティング業界に関してポイントをまとめると、次のようになります。
これから就活、転職活動をする方はこれらの業界解説情報を基に、志望動機、入社後のキャリアプランも作成してみてください。
さらに詳しい情報が知りたいという方は『会社四季報 業界地図』に、企業ごとの売り上げ、利益、競合関係といった情報も解説付きで詳しく載っているので、業界の全容を把握するには役立つと思います。
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