読み聞かせで「考える力」を養う7つの問いかけ 子どもには「因果関係」をまず意識させよう

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絵本を読み聞かせする際、絵本をもとに「対話」をしながら思考を深めていく「ダイアロジック・リーディング」という手法がアメリカで確立されているのだという(写真:YUMIK/PIXTA)
アメリカでは、絵本というものは「教材」であり、“読み聞かせ”は子どもたちの能力を伸ばすための手法だと考えられていると、ハーバードで「子どもとことば」を研究し、このほど『ハーバードで学んだ最高の読み聞かせ』を上梓した加藤映子氏は話す。さらに、どのような問いかけによってどのような能力を伸ばしてあげることができるかということが「ダイアロジック・リーディング」というメソッドとして確立されているのだという。
子どもの5つの能力を伸ばす読み聞かせの手法について、加藤氏に聞いた。

子どもの5つの能力を伸ばす読み聞かせ方

アメリカでは、絵本を読み聞かせする際に、ただストーリーを追うのではなく、子どもたちの能力を最大限に引き出すための教材として利用します。そこで大切になってくるのが「対話」です。アメリカの親子は、親が読み、子どもが黙って聞くというスタイルではなく、絵本をもとに対話をしながら思考を深めていくのです。この手法は、「ダイアロジック・リーディング」というメソッドとして確立されています。

大きなくくりで見ると、ダイアロジック・リーディングで伸ばせる子どもの能力は、「見る力」「聞く力」「知識・語彙力」「考える力」「伝える力」の5つです。この5つの能力は、人間の脳がある情報を処理していく際にたどるプロセスを、上流(入力)、中流(処理)、下流(出力)の順に並べたものです。

入力にあたるのが「見る力」と「聞く力」。処理にあたるのが「知識・語彙力」と「考える力」。出力にあたるのが「伝える力」です。

(出典:『ハーバードで学んだ最高の読み聞かせ』)
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