和歌山「野菜の魔術師」が東京進出に興味ない訳 1日1組だけ、プロの料理人も訪れる人気店
こんにちは、LEON.JPのモリモトです。皆さんは小林寛司さんという料理人をご存知でしょうか。
彼がオーナーシェフを務めるのは和歌山県岩出市にある「ヴィラ アイーダ」というイタリアンレストラン。
東京からはかなり遠隔地にも思えますが、この店はいま、世界中からフーディーやプロの料理人たちがやってくる注目のレストランなのです。
しかも客は1日1組だけ。1年先まで予約が取れないとも言われています。
なぜ、そんなことになっているのか? それは彼の作る唯一無二の料理に秘密があります。
自宅レストランの庭で野菜を育てる
「野菜の魔術師」とも言われる小林シェフは、自宅レストランの庭で自ら育てた150種にも及ぶ野菜やハーブを使った9品のコース料理を提供するスタイルで20年にわたって営業を続けているのです。
その様子は7月に放送された「情熱大陸」でも取り上げられ話題となりました。昨年には「野菜が美味しいレストラン」ランキングに初登場でアジア最高の17位に輝き、ますます評価は高まっています。
そんな、今最も注目されるシェフのひとり、小林寛司さんの料理を、この時期、東京でいただける場所があるのです。それが「長谷川栄雅 六本木」という日本酒の販売店。
実はこちら、兵庫県姫路市で江戸初期(1666年)から続く日本酒メーカー「ヤヱガキ酒造」の蔵元直営アンテナショップ。なのですが、同社のお酒が買えるだけでなく、その酒に合うアテ(つまみ)を日本のトップシェフたちがプロデュースし、これをその場で酒と一緒に楽しめる「日本酒体験」というユニークなサービスを行っているのです。
そして10月から12月の3カ月にわたって、そのアテを担当しているのが小林シェフというわけ。