新宿三丁目「伊勢丹」だけじゃないレトロな魅力 末廣亭から昭和20年代創業の名店、古道具屋も

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古いおもちゃ箱のような西荻窪(イラスト:杉浦さやか)

初めて雑誌片手に訪れた30年以上前から、ほかのどの街ともちがう、古いおもちゃ箱のような濃密な空気を放っていた西荻窪。落ち着いた雰囲気だけど、とにかく街が元気。古本屋さんに安くてうまい飲み屋さん、昔ながらの喫茶店においしいビストロ、アンティーク店、雑貨屋さん、個性豊かな個人店がひしめき合って、お散歩するのにうってつけ。

とにかく街が元気! (イラスト:杉浦さやか)

唯一無二のお店がひしめき合う西荻窪

20代のほとんどを隣街で、30代の6年間をこの街で暮らした私。

『ニュー東京ホリデイ 旅するように街をあるこう』(祥伝社)。書影をクリックすると、アマゾンのサイトにジャンプします

友達も多く住んでいるので、ここ20年ほどの変化を見てきました。

近年ますますお店が増えて、週末にはそぞろ歩きを楽しむ女性グループをよく見かけます。

「輪島ロード」と認識していた道は(ボクシングジムがある)、おしゃれなビストロや雑貨店が立ち並び、いつしか「乙女ロード」なんて呼ばれるようになっていたりして。

お客さんが増えても、どのお店も今よくある感じとはちがう、唯一無二の顔ばかり。

いつ来ても、お楽しみが見つかる場所なのです。

杉浦 さやか イラストレーター

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すぎうら さやか / Sayaka Sugiura

日本大学芸術学部在学中からイラストの仕事を始め、人気を集める。
独特のタッチのイラストはもちろん、ほのぼのとしたエッセイが読者の熱烈な支持を得ている。著書に、『東京ホリデイ』『世界をたべよう! 旅ごはん』『すくすくスケッチ』(ともに祥伝社)『おたのしみ歳時記』(ワニブックス)など。

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