織田信長「桶狭間」で奇跡の大逆転を果たした訳 「時と場合によって」のワンマンプレーが光った
天は信長に味方した
【桶狭間の戦い】最後のお話となります。
おさらい、いくね。
信長、尾張国を統一しかけたら……今川義元が攻めてきて大ピンチ。
↓
だけど、作戦決めねーし、家臣の言うこともまったく聞かない信長。
↓
しまいには正面突破しようとする信長に、家臣たちは「えー!?」
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しかし、そのとき、空から……
奇跡
が、かなりキツめに降り注ぐんです。
バッ……バババッ……バババババババババババババ!!!!
織田軍にとって、幸運すぎる天候急変。
ヤバすぎるにわか雨が、
石か氷かというようなにわか雨が、
近くにあった巨木を倒すほどの強いにわか雨が、
とにかくすんごい雨が、突然降り始めたんです(たぶん雹<ひょう>かあられ)。
そんな激ヤバ暴風雨が、織田軍の背後から追い風のように。今川軍からすれば、
今川軍「痛い痛い痛い痛い痛い痛い……!!」
顔を打ちつけるように降ったもんだから、今川軍はヘロヘロ。
あまりのラッキーに、織田軍のみなさんは、
織田軍「あ……あ……熱田大明神のおぼしめしだ!! 参拝しといてよかった!」
と、沸き立って震えてもう1回沸き立ちます。
やがて、空が晴れたのを確認した信長は、ガッとやりをつかみ、
大声で叫びます。
信長「かかれぇぇぇぇ!!」
ついに、信長率いる織田軍団は、今川軍に真正面から突っ込んでいったのでした。