作者はこの直後にヌケヌケと「信ずるにはあまりにも馬鹿々々しい話ではないか。少なくとも良識のある人間にとって、こんな話がまともにうけ入れられるであろうか」と書いている。
いや、良識の有無に関係なく、誰もうけ入れられません。こんなバカバカしいにも程がある設定(木に人間の脳を移植するだの、その木を切ってタンスを作ったらタンスが脳と同じ意思を持つだの、タンスが自由に歩き回り暴れまくるだの)にしておきながら、よくそんなことを真顔で書けたものだ。まぁ波野氏が真顔で書いてたかどうかなんて分からないですけど。
その後、意思をもった殺人タンスはO市内を暴れまくり、たちまち70人もの市民や警官がタンスに惨殺されてしまう。しかし遂に追い詰められた殺人タンスは、足がないにもかかわらず摩天閣(当然イコール通天閣)に昇り始めた。
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