空前絶後の時代の波が押し寄せています。コロナウイルスによる社会の変化はすさまじいものがあり、これまで以上に「必要なもの」「不必要なもの」が明確になり、淘汰されていくでしょう。すでに変化は表れています。
例えば、「オフィス」という場所は不必要なものとして挙げられています。コロナによってもたらされた変化は、テレワークを推進させ、「通勤」「オフィス在中」というこれまでの通念を覆しつつあります。今まで当然と言われていたビジネスの常識は、そうではなくなってきているのです。
こうした新しい時代の変化にさらされながらも、その変化に順応し生き残る会社があり、個人がいます。片や不安定な情勢に不安を感じながらも現状維持しかできず、徐々に弱っていく集団がいます。変化が求められている中で「時代に取り残されてしまう人」にはどんな兆候があるのでしょうか。
本稿では『捨てる。だからずば抜ける。 常識や固定観念に左右されないための47のこと』の著者・塚本亮氏が、時代に取り残されかねないヤバい行動7つを解説します。
1. 大多数の声が正しいと思っている
私たちは社会的な存在ですから、1人で生きていくことはできませんよね。いろんな人との関わり合いの中で私たちは生きていて、他者を無視できませんし、その影響を受けないわけはありません。
他人の悪口や不平不満ばかり言っている人や尊敬できない人と一緒にいると、当然ながら自分も同じようなマインドになってしまいます。ツイッターなどのSNSを見ていても、置かれた環境や周囲の人々の悪口を書いている人は、周りに流されて生きているようなものです。大切なものに時間やエネルギーを割けなくなってしまいます。
自分の人生にとって本当に大切なものを見極められない状態になっていれば、ストレスや疲れがたまりにたまることでしょう。結果、「どうしてもうまくいかない」「途方に暮れている」「体の体調がずっとよくない」など、悪い状況が続いてしまい、新しいことを始める余裕もなく、“否応なしの現状維持”を受け入れざるをえないのです。
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