超簡単!プロが教える「最高のみそ汁」の作り方 「いりこ」はだしパックより簡単

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使う煮干しが少ないほど内臓を取る手間が減るので、だしを取る心理的なハードルが下がっておすすめです。内臓があると汁が苦くなってしまうので、このプロセスだけは面倒でもやってください。 

水につけて30分〜ひと晩置くという作業は必要ありません。すぐに火にかけると、パンチのあるうま味を楽しめます。

意外と簡単! 煮干しの内臓の取り方

内臓の取り方は簡単で、頭をまず取り、そのすぐ下に入っている黒い塊を取るだけです。やってみるとわかるのですが、内臓は頭を取らないと取れません。

頭を取って、お腹の黒い部分を取ります(写真:深澤慎平)

私は、取った頭は鍋に戻し、煮干しもそのままほかの具材と一緒に食べています。カルシウムにもなるし、いい煮干しなのでおいしくいただいています。気になる方は、もちろんだしを取った後に除いても大丈夫です。

ちなみに、市販の和風だしの素は塩分が多めで化学調味料も入っているし、自然派の粉末だしパックはちょっとお高いし、すぐなくなってしまって買い足すのが面倒。でも、煮干しはそこもクリアできます。

普通サイズの煮干しを使う場合は、4尾(10g)ほどの煮干しを使います。 

ちなみに、お子さんが気にするなど、煮干しを丸ごと使うことに抵抗がある方は、内臓を取った煮干しをミキサーにかけて煮干し粉を作るのもおすすめです。だしも出るし、栄養価も高くなります。

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