「プロテインは太る」と信じる人の大いなる誤解 摂りすぎNG!うまく摂ればダイエットにも効果
「通勤しなくなり、身体を動かす機会が減った」「長時間家の中にいるストレスで、ついついお菓子を食べてしまう」──。
2カ月にも及ぶ新型コロナウイルスによる外出自粛の影響で太ってしまい、ダイエットをしなければと考えている人、すでに取り組んでいる人もいるでしょう。なかなかスポーツジムにも行けないこの状況で、思いつくダイエット法の1つがカロリー制限です。
しかし、カロリー制限ダイエットは、簡単に成功するものではありません。食事制限をして体重を減らそうとすると、脂肪ではなく筋肉量が最初に減っていきます。すると、身体はエネルギーを温存するために代謝を落として省エネモードに。また、筋肉量が減ると、かえってやせにくい身体になってしまうのです。
ダイエットに最適な「プロテイン」とは?
そうしたコロナ太りを解消するカギになるのが「プロテイン」です。拙著『1カ月で7kg減! 医者がすすめる 奇跡のプロテインダイエット』でも詳しく解説していますが、プロテインはたんぱく質のこと。日本では筋肉のもととなるたんぱく質をたくさん含んだパウダーやドリンクなどの栄養補助食品のことをプロテインと呼んでいます。
食事を低カロリーのプロテインメニューにすることで、筋肉のもとになるたんぱく質を効率的に摂取できます。また、プロテインに含まれるたんぱく質は、食事中に満腹感を感じさせる栄養素ともいわれ、食欲を抑えるホルモンの分泌にも関わっていることから、食後の満腹感を高めてくれます。満腹感も得られるため1日の総摂取カロリーを減少できるというわけです。
とはいえ、メリットばかりに思えるプロテインダイエットですが、なかにはよくない噂を聞いたことがある人もいるのではないでしょうか。
例えば、「プロテインを飲むと逆に太ってしまう」「胃腸・腎臓に負担がかかって身体によくない」といったものです。
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