「プロテインは太る」と信じる人の大いなる誤解 摂りすぎNG!うまく摂ればダイエットにも効果

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プロテインを摂取するのに最適なおすすめの時間帯は、朝です。

1日のなかで最も食事の間隔があく夕食後から朝食前までの間は、新たなたんぱく質の供給が滞り、筋肉が分解されやすくなってしまいます。しかし、朝食で十分な量のたんぱく質を摂取すれば、筋肉を作るスイッチに切り替えることができるのです。

「運動」とセットで

さらに、1日のスタートである朝にプロテインを摂ることによって、トレーニングのような激しい運動をしなくても、1日の活動そのものが筋肉増強へつながるといううれしい効果もあります。

『1カ月で7kg減! 医者がすすめる 奇跡のプロテインダイエット』(宝島社)。書影をクリックするとアマゾンのサイトにジャンプします

「プロテインを摂るだけではダイエットは成功しない」というのが筆者の持論です。プロテインはあくまで、筋肉を作るための燃料。効率的に筋肉を作って、代謝を増やしてやせやすい身体を作ることが大切なのです。

ハードな運動が必要なのかと思うでしょうが、心配は不要。毎日のちょっとした習慣が筋肉をつけるための運動になります。

通勤時の家から駅までの徒歩、つり革を持ちながら立ち続ける、家のなかを片付ける、洗濯物を干す、お風呂を洗う……。

毎日、何気なくしている行為も、正しい姿勢で行うだけで立派な筋トレになります。もちろん、負担にならない程度の毎日できる簡単なエクササイズも取り入れれば、さらにプロテインダイエットの効き目を体感することができるはずです。

土田 隆 よこはま土田メディカルクリニック院長、日本医師会認定産業医

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つちだ たかし / Takashi Tsuchida

日本体育協会公認スポーツドクター。東邦大学医学部卒業後、東邦大学医療センター大森病院脳神経外科学教室入局。1987年、磯子脳神経外科病院設立と同時に赴任。1989年、同院副院長就任。1991年、磯子中央病院合併と同時に同院副院長就任。1999年、磯子中央病院健康管理センター発足とともにセンター長を兼任。2011年、よこはま土田メディカルクリニックを開院。著作の上梓やテレビなどのメディア出演も多数。著作に『たった2週間で内臓脂肪が落ちる 高野豆腐ダイエット』(アスコム)など。YouTubeちゃんねる「Teamどくたん」でも発信中。

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